「自分の中に毒を持て」を読んで、ショックを受けた話

2017-08-28

最近本を読んでないなぁと思ってふと手にとった本が、「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎のこの本でした。
ブログをもう3ヶ月も書いていないのに、書こうという気にさせてくれました。

まず、本を読み始めてすぐに衝撃を受けました。 自分が大切にしてきた価値観を真っ向から否定するような一文から文章が始まりました。

人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは、逆に積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失なってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。

私も著者が言う「誰でも」の内の「一人」の考えを持っていました。
人からの評価や評判を気にするあまり自分の意見を言えない。
過去の成功体験から抜け出すことができない。

本では、「自分の殻をやぶれ」、「人生に甘えるな」、「楽な生き方をするな」などと説明が続いていきますが、読んでいくうちに最初の衝撃を受けた感覚は薄れ、「よくある自己啓発本と一緒で、どうせ自分に変化なんて起きないんだろうな」思いながら読んでいました。

しかし、また衝撃を受けます。

あれかこれかという場合に、なぜ迷うのか。こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道は誰でも選ぶ、ちゃんと食える道ことが保証された安全な道だ。それなら迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。

そうじゃないから迷うんだ。

この文章を読んで確かにそうだなと本当に思ってしまい、「チャレンジしたい」「迷った時は困難な道を選びたい」と思うようになり、実際ブログを書くに至っています。

ブログを立ち挙げたきっかけは、以下のようなことを得たいと思ったからです。
なかなか自分に甘えて更新できていませんでしたが、本当に付けたい力だと思っているのでブログの更新を頑張って行きたいと思います。

  • 問題を正しく切り分ける力を付けたい
  • 人に正確に物事を伝える力を付けたい
  • アウトプットをすることで理解を深めたい

まだ、20ページ程度しか読んでいませんが、「現在の仕事や生活でモヤモヤしている人」や、「選択をする際に積極的になれない人」にとてもお勧めな本だと思っています。
本の続きを読んで、もし記事を書いたら下にリンク貼っていきたいと思います。

本の購入リンクは今度貼ります。